歩行周期について
歩行の原則原理を考える上で重要なのは、歩行周期です。
歩行周期は誰でも歩いていれば起こる現象で、赤ちゃんのよちよち歩きでも、速歩きをしても、高齢者の歩きでも全てにある周期の事です。但し、この周期は人によって異なる事が多く、それが様々な障害の原因にもなりうるものです。
以下の図1では、歩行周期を簡単に分類しています。
歩行周期は誰でも歩いていれば起こる現象で、赤ちゃんのよちよち歩きでも、速歩きをしても、高齢者の歩きでも全てにある周期の事です。但し、この周期は人によって異なる事が多く、それが様々な障害の原因にもなりうるものです。
以下の図1では、歩行周期を簡単に分類しています。
図1 歩行周期分類
歩行周期には、立脚期と遊脚期があります。そして、それは以下の図2のカテゴリーに分類することができます。
図2 歩行周期カテゴリー
※ランチョ・ロス・アミーゴ方式:世界で最も歩行研究に精通した施設である、ロサンゼルスにあるランチョ・ロス・アミーゴ国立リハビリテーションセンター(Rancho Los Amigos National Rehabilitation Center)で採用されている方式。
図3 歩行周期遷移
この歩行周期を左右正しく自然に行っていることが、歩行の原則原理です。
但し、立位の姿勢が正しくないとこの歩行周期を使った正しい歩行ができないと言っても過言ではないと考えられます。
参考文献&画像引用元:
「観察による歩行分析」Kirsten Gotz-Neumann 著(医学書院)
「観察による歩行分析」Kirsten Gotz-Neumann 著(医学書院)